福一凍土壁に着手するも…
東京電力が福島第一原子力発電所の凍土壁に手を付け始めたらしい。
凍土壁では、建屋に一日550トンとも言われている汚染水を数十トンまで減らせるという。
凍土壁の工事自体は2014年6月から始まっており。今回は実際に凍結に着手というところまできたようだが、これまでに税金345億円が使われさらにこれからの電気代・維持や管理で毎年十数億円がかかるのだとか。
凍土壁だが汚染水の量は減らせても根本てきな解決にははっきりいって至ってない。
なんとも情けないことに凍土壁はこれから何十年も使える代物ではないということだ。
凍結させる装置も劣化や腐食あるいは事故によって機能しなくなることは十分に考えられる。ただでさえ人災と言われてる福一がこの装置を整備しただけで全ての問題を解決し以降ミスなく運用が全部想定内に収まることはありえないと言っていいだろう。
この無意味な対応に既視感を覚える人は多いだろう。
そう、ヘリコプターでの放水である。
原発事故前後で杜撰な管理体制は変わることなく税金ばかりが投入され続ける。そしてこれからも。
これも問題の先延ばしにしているだけで、一体なんのための凍土壁なのだろうか。
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